生活相談日誌

 先日、明治地区の方から相談をうけました。
「お金を貸したが返してくれないで困っている。なんとかならないものだろうか。法的なことも含めて詳しく聞きたい」という内容のものでした。

 議員個人が金を返さない人に直接会って話をするよりも、法的解決をすべきだと判断し、弁護士を紹介しました。後日、本人から和解が成立して、解決したというお礼の電話がありました。

 人間生活にかかわるすべての問題について、生活相談を受けています。困っていることがありましたら遠慮なく相談して下さい。

(医療問題、国保税、介護問題、環境問題など)

東部後援会バザーは盛況の内に幕を閉じました。ご協力くださったみなさん、お疲れさまです。ありがとうございました。

暖流

大久保 八太

『あの日』はとても暑かった、と聞いた。『あの日』とは『一九四五年八月六日』。広島に原爆が投下された日のことである。

 少し前に衝撃的なニュースが放送された。
 「広島に原爆が投下された年月日を教えて下さい」と質問したところ、正確に答えられた人は、全国で三十八%、広島でも七十四%だったという
 知っていて当たり前と思っていた私は、かなりのショックを受けた。

 原爆が投下されてから六十年の時が刻まれた。『あの日』を知る当事者は次々と減っているという現実。その一方で、この国の歴史教育 (そう呼んで良いものか、はなはだ疑問)が『あの日』の事をきちんと教えているのかどうか、考えずにはいられない…。

 質問に答えられたからといって『あの日』の全てを知っているわけではない。けれど知らない、心がないと直視してこなかった、そういう(世間)が『あの日』を風化させてしまう一番の原因であるように思われてならない。

 そして私達は『あの日』が八月六日だけではないことを、決して忘れてはいけない。

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