1 議会の概要
□会期
9月3日(月)〜28日(金)
□提出議案
議案19件
(予算議案2件、一般議案17件・条例8件、条例外9件、報告10件)、最終日に、人権擁護委員の推薦の追加議案が提案されました。
□市議会に望む基本姿勢
今議会は、延長された通常国会も閉会しましたが、西日本豪雨災害への対応、終戦73年目の原水爆禁止世界大会の開催、そして翁長雄志知事の死去にともなう、沖縄県知事選が告示されるさなかでの市議会となります。
党議員団は、8月の政府交渉・レクチャーのとりくみ、市政懇談会、地域での「つどい」、要求箇所の現地調査などを踏まえて、寄せられた市民の声・願いを積極的にとりあげ、要求実現にとりくみました。
今市議会には、年金問題の請願、伊方原発問題、旧優生保護法不妊手術被害者の救済措置を求める意見書を提出しました。
2、一般質問
一般質問者は24名
―自民5名、社民4名、公明6名 新市民1名 おおいた民主クラブ3名、共産3名、新政2名、
党議員が取り上げた課題
○岩崎―最低賃金について、教員の多忙化、地域防災、水門管理、熱中症対策、生活保護
○斉藤―消費税、貧困対策、学力テスト、住居の確保、市営住宅の維持管理、行政改革
○福間―核兵器廃絶禁止条約、災害対策、都市計画、市税、障害者福祉
★質問等の手ごたえは、議員団ニュース、議員個人ニュースで紹介します。
3、予算議案等の審議経過と結果
■常任委員会審議の特徴
【総務】公的年金制度の改善請願は、継続審査に
【厚生】防犯カメラ、マイナンバー利用拡大、老人ホームの規制緩和
【文教】防犯カメラ、小学校エアコン早期設置を求める陳情は継続審査に
【建設】高崎団地の高層マンション建設に関する請願不採択
【経済・環境】ポートセールスの効果についての質疑
■提出議案に対する質疑・討論 (党議員団の態度)
◎岩崎議員が各常任委員長報告に対する反対討論をおこなった。
☆反対討論原稿 こちら
○高崎団地の高層マンション建設に関する請願の不採択には、社会民主クラブ、おおいた民主クラブ、共産党が反対。反対討論をおこなったのは日本共産党議員団のみでした。
■党議員団の関わった意見書・請願等の審議結果
●議会運営委員会への意見書提出―「旧優生保護法による強制不妊手術被害者への早急な救済を求める意見書(案)」は、全会一致で採択されました。
●伊方原発再稼働中止の意見書案は、社会民主クラブの賛同だけで、意見書提出にはいたりませんでした。
●年金者組合大分県本部提出の公的年金制度の改善請願は、継続審査となりました。
4、大分市平成29年度歳入歳出決算等の認定について
○決算審査特別委員会は、19日に決算全体会 決算議案の総括説明
○各決算分科会は、20日、21日、25日、26日で開催されました。決算議案説明、質疑、意見、要望、事務事業評価、委員会・全体要望のとりまとめが行われました。
○党議員団提案の事務事業評価対象となった就学資金・給付型奨学金の事業、子ども家庭センター事業は拡充との判断になりました。
○児童相談所を含めた施策の拡充は、全体要望として取り上げられました。
○27日(木)、決算審査特別委員会全体会は、各決算分科会長報告、質疑、討論、採決。 岩崎議員が反対討論をおこないました。
○28日(金)は、本会議で決算審査特別委員長報告に対する、質疑、討論、採択が行われました。党議員団を代表して、斉藤議員が反対討論をおこないました。
★平成29年度大分市歳入歳出決算等への反対討論原稿 こちら
以上で、第3回定例市議会はすべて終了しました。
5、今後の活動について
□新年度予算要求、市長提出について
□9月市議会特集議員団ニュースの作成
□市政懇談会
11月17日(土) 10時より アートプラザ研修室にて
□政策課題についての調査研究
□議員団行政視察
□大分県予算要望・交渉
□中部地区議員団会議
□その他 について協議しました。
以上
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