今週も会議、会議、そしてまた会議。生活相談も深刻なものばかりでした。
1 国保税の値上げ案に怒り・怒り
市民に襲いかかる負担増。もう我慢の限界。これ以上市民に負担を押し付けるのはやめてくれ。
2月20日、国保税の値上げ案を市議会に提案しなように求める申し入れには、30名あまりが参加しました。参加者の声はどれも切実なものばかりでした。
国保税値上げ案を市議会に提案しないように求める申し入れ書
3 春の息吹、梅の開花もはじまりました
前々から計画をしていた小型船舶免許の資格試験の取得に挑みました。講習や試験は、中学・高校時代の授業を思い起こしました。運悪く荒波の中での実習になりましたが、安全確認が徹底的に追求されることに驚きを感じました。まるで自動車の運転免許教習場のようだと思いました。
緊張の連続のなかに、とても充実感を覚えました。試験結果の発表が楽しみです。
春かすみ、風、雨、と気候もめまぐるしく変わりますが、日々確実に暖かくなっています。仕事の合間をぬって野山を散策しました。梅の花もほころびはじめています。
大分市長 釘宮磐
2006年2月20日
国保税の値上げに反対する大分市民の会
代表 大分県医療生活協同組合理事長 佐藤秀樹
国保税値上げ(案)の議会提出をしないよう求める申し入れ
【申し入れ趣旨】
2月10日付けの新聞報道よると、大分市国民健康保険運営協議会は、大分市長に、国保税値上げ(案)を柱にした答申をしました。大分市はこれをうけ、3月6日から開会予定の3月市議会に、国保税値上げ議案などを提案するとしています。
今回予定されている噂上げ(案)によれば、医療費の高騰による累積赤字解消のためとしています。初めて一般会計から3億円の繰り入れをするとしています。
しかし改正内容は、医療分で一人あたり年8、810円(7・7%)、介護分一人あたり年6、325円(43・7%)となっています。一世帯あたり紛/20、500円の値上げ、一人世帯年所得460万円の世帯では、医療分・介護分合わせて、年間77、000円もの大幅な引き上げになり、暮らしを直撃することは必至です。
市民からは「これまで何とか払ってきたが、こんな値上げがされたら、もう払えない」「値上げされても、支払いのためにどこも削るところはありません」などの悲痛な声があがっています。
長引く不況のなか、リストラなどで国保加入世帯は急増しています。また所得ゼロ世帯が増えています。値上げがされれば、滞納世帯のいっそうの増加、収納率低下を引き起こすことは目にみえています。また短期証・資格証明書発行世帯の増加は、受診抑制につながり、市民の命と健康に重大な影響を与えるは避けられません。
また、被保険者だけに赤字解消の負担を押し付けるだけでは、根本的な解決にはならないと考えます。
「いつでもどこでも安心して受けられる医療、安心して払える国保税」にするには、国庫負担の増額、一般会計からの繰り入れ、低所得者に重い負担となっている応能応益比率の改正、予防重視の国保運営、重症化、医療費の高騰の悪循環となっている短期保険証・資格証明書の発行はただちに中止すべきです。
よって下記事項について、申し入れいたします。
【申し入れ事項】
1、国保改善の根本的解決のための論議を十分に尽くすこと。それまで国保税値上げ議案 の市議会への提案はやめること。