3月6日より、第1回定例議会が始まりました。この議会は3月議会と呼ばれ、大分市の予算を決定する特別に重要な議会です。

 今、大分市は、深刻な財政難の中にあります。市当局は、この難局を、福祉と市民サービスを削ることで乗り切ろうとしています。生活や健康、教育などに使う予算を削るとともに、本来市の責任で果たすべき事業を、民間の業者にまかせようとしています。それが大分市政の基本的な方向になっています。

 日本共産党大分市議団は、大分市の財政再建の重要性を、いささかも軽視するものではありません。それは私たちにとっても最重要課題の一つです。
 しかし、福祉を削り、市民のための制度を廃止し、市の事業を民間に丸投げすれば、それだけで財政が改善されると考えるのは、あまりにも非現実的です。

 大分市の財政難は、市民が贅沢をしたために陥ったものではありません。市民だけが一方的に我慢をし、困難に耐えれば、自動的に財政が改善される性質のものではないのです。 その方向は、市民生活を耐え難いものに変え、市政と市民活動を停滞させ、市の財政をよりいっそう悪くするものです。この悪循環をきっぱり断ち切ることが重要です。

 日本共産党大分市議団は、昨年11月26日、すでに市に対して本年度予算についての申し入れを行っています。(申し入れ
 この申し入れの方向こそが、国の悪政から市民の命とくらしを守る、地方自治体の本来果たすべき行政のあり方であると同時に、市の財政をも抜本的に改善させる近道です。

 国保税の値上げ、学校給食のセンター化、障害者医療費助成事業の改正など、3月議会は重要な審議事項がいっぱいです。

 また、3月議会は一年で一度、各会派の代表質問が行われる議会でもあります。共産党からは、小手川めぐみ議員が代表質問にたちます。もちろん、大久保、広次、福間の各議員も、持ち時間いっぱいに一般質問の論陣をはる予定です。
 みなさんの議会傍聴を心から呼びかけます。


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日程と議会の流れ(大分市議会HPにジャンプ)

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インターネットでもリアルタイムで議会の傍聴ができます(大分市議会HPにジャンプ)

小手川恵議員の代表質問(3月15日)はこちらから。

広次、福間、大久保各議員の一般質問はこちらから。