9月20日(火)

小手川 恵 議員

 8月9日におこなわれたギネスに挑戦「全市いっせいごみ拾い大作戦」に関連して、「ごみ拾いを推進して、きれいな街づくりを重点施策にするのなら、空から降ってくるごみ、新日鉄のばいじん公害をなくしてほしい」と言う声がばいじん公害のひどい地域の市民から出されているが、市長としてどう考えるのか見解を求めました。
 ところが、釘宮市長は答弁には立たず、環境部長が答弁に立ち、「大気汚染防止法に基づき工場の立ち入り調査や監視などをおこなっている」と述べ、「公害防止協定を結び法の規制基準より厳しい基準を定めている。大気汚染の常時監視をおこなっているが、現在降下ばいじん量も浮遊粒子状物質濃度も、県の行政ガイドライン及び国の環境基準を下回り横ばいの状況だ」と答えました。
 再質問で、市長が答弁にたたない姿勢は問題であることを厳しく指摘をし、ばいじん問題では、「数値が横ばい状況であればいいととらえているのか、公害防止協定では、『…規制数値より更に低減させるよう措置を講じなければならない』 となっている。どう考えるのか」という再質問に、「今後も引き続き厳しく指導をする」と答えるにとどまりました。

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