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大分市議団

「2007年」を迎え      2007年1月24日(水)

 新しい年を迎えたのだから“気持ちを新たに!”と思っても、昨日までの想いにどう区切りをつけるのか‥‥
 昨年、辛い思いや重苦しい話・いろんな別れを経験した私は、言葉を失ってしまった。さまざまな想いは複雑に交差して、うまく表現することができない。器用だと思っていたのだけれど、実は生きていくことにとても不器用だったことを思い知らされた。
 たまに会う姉が、
「酔うと何度も同じことを言って困るのよね。」
というが、「表現も行動もできないもどかしさが、酔った勢いでボロボロでちゃうのよ‥‥」と下を向いてブツブツ。(もしかしたら酔っ払いはみんなそう言っているのかもしれない。イヤだからお酒を飲まないヤツハ嫌いなんだ!)

 よく、感情表現が上手いと言われてきた。素直と正直がとりえだとも思ってきた。しかし、ここにいるとそれが裏目にでる。現実の辛さや悲しみ、解決のつかない重い問題、行き違った感情のもつれ、そして届かない想い……。
 それらを前に、ただ黙って何もできない自分がいた。それだけではなく、その想いはどこへ行っても、誰に会っても、何をしていても吹っ切れることがない。精神的にバランスを失いそうになっていた。
 遅くに家に戻ると、胸が焼けるようなお酒を流し込み、ホッと一息。アル中ではないけれど区切りをつけることが出来ない私は、そうやって現実と自分の感情から逃げる日々が多かった。

 年末年始、久しぶり特別休暇をいただいた。この仕事についてから、知らないことだらけの私は、振り返る間もなく、めまぐるしさと忙しさでバタバタと6年間を過ごしてきた。何処かで区切りをつけたくて、また自分らしさをとりもどしたくて、ここから逃げること(仕事をやめること)がいつも頭の片隅にあった。

 ところが、大好きな息子たちは
「お母さんには、向いてるよ」
とさらっと言い、やめるどころか応援団になってくれる。驚きと戸惑いの中、初めてこの6年間を振り返ってみた……。
 そういえばいろんなことがあった。ここでしか聞けない、議員からの話。ドロドロした政治の話。何が一番大切かと考えさせる話……。
 議員の役に立つようにと思ってがんばってたつもりが、実は見守られていたのだ。そして、私の成長の場にして頂いていた事に気がついた。
 ドラえもんになってみんなを助けたいなんてとてもとても。

 思いやりとお節介、優しさと甘やかし。似ているようで似ていないそれぞれの違い。
 また、自己と他人の理解の範囲や深さの違い。
 運動してはじめて見えてくること、自分の意思を貫く大切さ……。
 ──そのひとつひとつが、私の歩みを確かにする。それらはいままで誰からも教えてもらうことがなかったことだ。

 「ありがとうございます」の気持ちで、大切なことをひとつずつ確実に身につけ、本当に役に立てる一員になりたいと思った。

おなか記 第5回