民主党政権が発足してからほぼ半年──。
政治は国民の手で動かすことができるという希望を感じたのもつかのま、国民の中から「期待はずれだった」という失望の声が広がっています。
期待が大きかっただけに、裏切られたという思いも強く、それが最近の内閣支持率の急降下につながっているのでしょう。
実際、民主党連立政権の公約破りは目にあまるものがあります。
後期高齢者医療廃止の先送りと、さらなる改悪の目論見。
労働者派遣法改正に、財界の圧力で二つの大穴を準備。
「国外か最低でも県外」の公約を破った沖縄普天間基地問題。
「核密約」、「官房機密費」、そして「政治とカネ」の問題……等々。
公約の「トーンダウン」はもちろん許されませんが、それだけではすまされない明白な「公約破り」が横行しています。
また、比例に的を絞った議員定数の削減や、「国会改革」という名の強権的国家づくりなど、民主党固有の反民主的な体質も顕在化しています。
二大政党では、国民の命と暮らしは守れない──という思いが、いま大きな広がりをみせています。
こんなときこそ、地方から国民の声を上げていくことが求められています。政治は主権者である私たち一人ひとりが変えていくもの。大分市でも私たちが声を上げ、そしてその声を結集していきましょう。
3月5日から26日まで大分市議会第1回定例会が開かれました。この議会は予算議会とも呼ばれ、1年間の予算を決める大切な議会です。党市議団は、国政と結んで、市民の暮らしや福祉の願いを実現させるため奮闘しました。
また市民の利益に反する施策は、その問題点をただすなど、大きな論陣をはりました。
この第1回定例会の報告と、くわえて6月議会に向けてのみなさんのご意見ご要望をお聞きするため、下記の日程で市政懇談会を開きます。
懇談会にはどなたでも参加できます。万障お繰り合わせの上、お誘い合わせてご参加くださいますようご案内いたします。
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