9月26日(火)議会最終日、斉藤由美子議員が行った反対討論の要旨は以下の通りです。
私は、 日本共産党議員団を代表して、決算審査特別委員会に付託されました、議第99号 令和4年度大分市歳入歳出決算の認定について、議第100号 令和4年度大分市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、議第101号 令和4年度大分市公共下水道事業会計決算の認定について、決算審査特別委員長報告に対する反対討論を行います。
議第99号 令和4年度大分市歳入歳出決算の認定についてです。
まず、決算全体の特徴についてです。
一般会計と国民健康保険特別会計ほか特別会計を合わせた普通会計決算額は、歳入決算額が2,178億0,490万7千円、歳出決算額が2,118億2,332万5千円で、歳入から歳出を差し引いた形式収支額は、59億8,158万2千円で、ここから翌年度へ繰り越すべき財源8億5,361万3千円を差し引いた実質収支額は、51億2,796万9千円の黒字となっています。
令和3年度と比較すると、歳入は59億3,362万7千円で(+2.8%の)増、歳出は73億4,977万7千円で(+3.6%の)増で、単年度収はマイナス14億7,492万7千円、実質単年度収支も4億円──7,009万6千円の減額となっています。
一般会計の決算収支は歳入総額が2,171億2,928万7千円で、対前年度58億0,295万9千円の増、歳出総額が2,112億5,851万円で、対前年度72億5,024万1千円の増となっています。
歳入から歳出を差し引いた形式収支は、プラス58億7,077万7千円で、翌年度へ繰り越すべき財源7億4,280万8千円を差し引いた実質収支は、51億2,796万9千円の増となっています。
実質収支は、前年度と比べるとマイナス14億7,492万7千円で、これに黒字要因である財政調整基金を加えると(積立金の取崩しは無)、一般会計の実質単年度収支は、4億7,009万6千円の赤字となっています。
まず、歳入についてです。
一般会計の財源構成は、自主財源が前年度より2.6ポイント増の46.9%で、歳入の37.1%を固定資産税や市民税などの市税が占めており……(詳しくはこちら)
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