TOPへ
第1回定例会(3月議会)福間健治議員の一般質問
質問する福間健治議員
 3月8日(水)、福間健治議員が行った一般質問の要旨は以下の通りです。


 日本共産党の福間健治です。質問通告に基づき3項目について質問します。

 はじめに平和と安全についてです。岸田内閣は、昨年12月、国民への説明もなく、国会にも諮らず「安保3文書」の改定を閣議決定し、「反撃能力」の名での敵基地攻撃能力の保有と、5年間で43兆円もの大軍拡・大増税を進めることを宣言しました。

 これは、国の在り方を根底から覆すものです。平和・命・暮らしを壊す、大軍拡・大増税に反対する世論と運動が全国で急速に広がっています。

 大分市鴛野の陸上自衛隊大分分屯地に大型弾薬庫を新設する政府方針が2月中旬に明らかになりました。
 防衛力強化に向け、反撃能力(敵基地攻撃能力)をもつ、長射程ミサイルの保管が見込まれています。

 令和5年度予算案では、45億円が計上されており、施設整備工事(火薬庫2棟および構内道路の整備)が今年から3年間かけて実施するとしています。これは大軍拡のための基地強靱化計画のひとつです。

 大分分屯地は、住宅密集地に隣接し、近くには保育所・幼稚園・小学校・大学、などもあります。周辺住民からは「なぜこんな場所にするのか」「長射程ミサイルが配備されれば、有事の際の標的になるのではないか」などの不安の声があがっています。

 そこで質問します。大分分屯地への長射程ミサイルの配備ための、大型弾薬庫の新増設計画の中止・撤回をもとめていくべきです。見解を求めます。

 次に日出生台での日米共同演習(アイアン・フィスト23)についてです。
 2月16日から28日まで、大分県内の日出生台演習場などを使った日米共同演習が強行されました。
 昨年4月につづき、同じ年度に2回目の米軍演習がおこなわれるのは異例です。

 今回の訓練では、米海兵隊オスプレイ8機(山口・岩国基地より飛来)、陸自オスプレイ3機(熊本・高遊原基地より飛来)、F35 戦闘機や 水陸両用戦闘車など、相手国の領土に侵入し先制攻撃をするための兵器とともに、自衛隊600名、米海兵隊500名という大規模な演習となっており、大分県だけでなく九州全域をつかった本格的な軍事演習です。

 今回の訓練は、岸田政権がすすめる敵基地攻撃能力(先制攻撃)の保有と、自衛隊・米軍の?融合?にむけた実践訓練であり、県民・市民の平和と暮らしにも重大な影響を及ぼします。

 そこで質問します。日出生台での日米共同演習の……(詳しくはこちら

TOPへ