12月6日(水)、福間健治議員団長が行った一般質問の要旨は以下の通りです。
日本共産党の福間健治です。質問通告に基づき5項目について質問します。
まず、平和と安全について質問します。
米軍と自衛隊が一体で「台湾有事」など、対中国を想定した合同訓練があいついでいます。
10月1日から14日、米海兵隊と陸上自衛隊が実施した「レゾリュート・ドラゴン22」(RD22・北海道矢臼別演習場など)は、東シナ海、南シナ海で、離島を奪取し、ミサイル攻撃と進出拠点を構築する「遠征前線基地作戦(EABO)」の大規模演習でした。
九州各地で展開された「鎮西演習」では、約5千人が参加、九州内の演習場や駐屯地で、離島防衛の対応能力向上を目的として行われました。
オスプレイは、熊本県益城町の高遊原(たかゆうばる)分屯地を拠点にして、大分県内の日出生台・十文字原に飛来し、人員・負傷者の輸送訓練をしました。オスプレイ2機が飛来しての訓練参加は初めてです。
米軍と一体の演習で、「敵基地攻撃」行使の危険な変質かいっそう進んでいます。
南西諸島への部隊の全国展開をはかるという現防衛大綱の具体化の総仕上げです。安保法制のもと、海外で武力行使する自衛隊づくりの一環であり、問題と言わざるを得ません。
そこで質問です。
市民の平和と安全に重大な影響を及ぼす、大規模な日米合同演習中止を求めていくべきです。見解を求めます。
次にオスプレイについて尋ねます。
日米合同委員会は、9月26日、MV22が国内の山岳地帯で、航空法が定める最低安全高度150メートルを下回る地上約90メートル以上で低空飛行訓練を実施することに合意しました。
従来の日米合意では、在日米軍は同法の最低高度基準を用いているとしていました。
今回の合意は……(詳しくはこちら)
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