TOPへ
第3回定例会(9月議会)を終えて
2022年9月28日

日本共産党大分市議団団長
福間 健治


大分市議会第3回定例会は、9月01日から9月27日まで開かれました。

●市議会に臨む党議員団の姿勢

参議院選挙後、安倍元首相の国葬問題、統一協会と自民党の癒着への怒りの声の広がり、新型コロナウイルス感染症の急拡大、急激な原油価格・物価高騰のさなかでの市議会となりました。

党議員団は、国政の大問題とともに、市民から寄せられた切実な住民要求、地域要求など取り上げ、願い実現のために、論戦を展開しました。



●予算議案等の審議

前半の市議会は、令和4年度大分市一般会計補正予算約49億円が提案されました。

新型コロナウイルス感染症対策関連、原油価格・物価高騰対策関連は賛成しました。
しかし大企業優遇の企業立地促進助成金、広域行政推進の新環境センター整備費、大分市立幼稚園の条例の一部改正に反対しました。

今回の補正予算には、党議員団が要求してきた、原油価格・物価高騰対策として、学校給食費等への約9千万円の予算措置が盛り込まれました。

予算議案等に対する反対討論は、15日の本会議で、斉藤議員がおこないました。
反対討論は別項(こちら)をご参照ください

●党議員団が一般質問で取り上げた課題



福間議員(9月7日)

〇新型コロナウイルス感染症対策(政府方針、医療機関・保健所の機能、検査とワクチン接種) 

〇原油価格・物価高騰対策(指定有料ごみ袋の値下げ、長寿福祉バスは100円に、介護・障がい者施設の送迎支援を)

〇バイオマス発電施設原料ヤードの悪臭対策

〇所有者不明土地対策について



斉藤議員(9月8日)

〇安倍元首相の国葬

〇統一協会について

〇教育行政(読売子供新聞について)

〇職員の労働環境について

〇公営住宅について

〇上下水道料金の見直しについて

〇高崎山の猿の寄贈について

〇自治会財政について



●党議員団提出の意見書の結果

○「物価高騰に対する財政措置の増額を求める意見書」は、議会運営委員会で審議されました。賛成少数で採択にはいたりませんでした。



●党議員団が紹介議員となった請願

○「物価高騰に見合う年金引き上げを求める請願」―継続審査となりました。



●令和3年度の決算審査

○決算審査特別委員会には、議第80号・令和3年度大分市歳入歳出決算の認定について

議第81号・令和3年度大分市水道事業会計利益剰余金の処分及び決算の認定について

議第82号・令和3年度大分市公共下水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定

以上が付託されました。

決算審査特別委員会各分科会の審議をえて、決算審査特別委員会全体会での各分科会長報告に対する討論は福間議員が、決算審査特別委員会委員長報告に対する討論は斉藤議員が行いました。

決算審査の反対討論は別項(こちら)をご参照ください

〇党議員団提案の以下の要望事項が、委員会要望となりました。



【厚生常任委員会】

・障がい者の就労支援については、商工労働観光部と連携し、取り組むこと。

・障害者施設や高齢者施設、保育施設などに対し、原油価格・物価高騰対策として、事業者の光熱水費等の負担軽減を図ること。



以上










TOPへ