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第3回定例会(9月議会)福間健治議員団長の一般質問
質問する福間健治議員
 9月7日(水)、福間健治議員団長が行った一般質問の要旨は以下の通りです。


 日本共産党の福間健治です。質問通告に基づき、4項目について質問します。

1、新型コロナウイルス感染症対策について

 新型コロナウイルス感染症から、市民の命と健康、暮らしを守るために、日々ご尽力していただいていることに敬意と感謝を申し上げます。

(1)、新型コロナウイルス感染症対策の政府方針についてです。

 新型コロナ第7波の感染拡大により、国内では、8月2日、陽性数は、261,867人、8月23日には死者数が340人を超えて過去最多を更新しました。世界保健機関(WHO)の集計で日本の新規感染者数が世界最多となり、死者数も世界2位となっていると伝えました。

 デルタ株が主流だった第5波と比べると第7波の感染者数は10倍、死者は4倍になる一方、重症者は3分の1になっています。特別養護老人ホームの入所者が軽症と診断され、状態が急速に悪化し入院先が見つからずに死亡した事例などが報告されています。

 ある専門家は、新型コロナウイルス感染症の重症の定義は、肺炎をおこし呼吸不全で人工呼吸器などが必要な場合だが、第7波ではほとんどの人が肺炎にならないために、軽症と分類され、自宅や施設で待機している間に全身状態が悪くなり医療につながれないまま亡くなる人が増えている現状だと指摘しています。

 一方、国においては、全数把握の見直し、入国者の規制緩和を進めています。

 新型コロナ第7波よる感染急拡大と死亡者増加は、成り行き任せの政権のコロナ対応がこうした事態を生み出しているのではないでしょうか。

 オミクロン株による感染拡大前の昨年11月に発表された政府の「取組の全体像」がいまだに更新されていません。

●そこで質問します。これまでの教訓を踏まえ、今のコロナ感染の現状をどうとらえ、医療・保健所機能の抜本的な体制強化、検査・ワクチン接種など、どういう方針で、どういう戦略をもって臨んでいくのかの方針を示すことを、政府に求めていくべきです。見解を求めます。

(2)、医療・保健所機能についてです。

 新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株BA.2系統から、さらに感染力の強いBA.5系統等の変異株へ置き換わり、経験のない感染急拡大となっています……(詳しくはこちら

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