4月27日(月)、第1回臨時会の、2020年度補正予算案に対し、斉藤由美子議員が行った質疑は以下のとおりです。
私は、日本共産党議員団を代表して、議案質疑を行います。
わが党会派は、4月9日、大分市長に対し、PCR検査の体制強化やドライブスルー検査の実施、医療現場などへのマスク・消毒液の配布、事業者に対する固定費補助などの要望を提出いたしました。
今回の補正予算案には、これらの要望も反映されており、評価するものですが、議案について5点の質問を致します。
尚、議案の詳細についてはできるだけ割愛し、要点に絞って質問しますので、ご承知おきください。
初めに、財政部に2点質問します。
1点目は、新型コロナウィルス感染症対策給付金等相談窓口設置事業についてです。
この予算によって設置される相談窓口の詳細は、これから検討すると聞いていますが、新型コロナによる自粛によって、児童虐待やDVの増加が世界中で問題となっています。
そこで、質問しますが、今後、相談窓口の設置に際し、いかなる窓口においても、DV被害者などへの対応を想定する必要があると考えます。この点についての見解を求めます。
2点目は、庁舎等感染症対策費についてです。
議案説明では、「本庁舎等窓口」への感染症対策と聞いています。
現在、地区公民館などは感染拡大防止の観点から利用停止となっていますが、何らかの業務が発生することも考えられます。
そこで質問しますが、「本庁舎窓口等」という対象に地区公民館は含まれるのでしょうか、答弁を求めます。
次に、福祉保健部に2点の質問と1点の要望をいたします。
1点目は、保健所PCR検査体制強化事業についてです。
市民からの要望として、PCR検査の数をもっと増やしてほしいという要望や意見が相次いで寄せられています。
感染拡大防止と医療崩壊を防ぐためにも、検査の拡充は重要な課題です。
そこで質問しますが、この事業により、PCR検査はどの程度拡充されるのでしょうか、答弁を求めます。
2点目に、PCR用検体採取場整備事業についてお聞きします。
この事業でのPCR検査は、医療機関で「発生届」が出された方が対象となると聞いていますが、ドライブスルー方式の採取場であり、自家用車を持たない高齢者や生活保護受給者などへはどのように対応するのか、お聞かせください。
高齢者施設に対する感染症対策事業について、1点要望いたします。
今回の補正予算で、障がい者福祉施設についての対応を求めたところ……(詳しくはこちら)
|