働き方推進計画の評価について質問します。
大分市は、教員の時間外労働が月80時間超である割合が小学校で約3割、中学校で約6割という異常な状況を"看過できない勤務実態"であるとし、働き方推進計画を策定し、その改善を進めています。
多忙で人が集まらないと言われている飲食業ですら3割を切っている中、この割合は異常というか、緊急事態と言っても過言ではありません。
具体的な取り組みとして、学校徴収金の徴収・管理の効率化(銀行振替)や部活動のあり方の見直し、勤務実態の正確な把握のためのタイムレコーダー導入と12項目の具体的な取り組みを進めています。
そして、そのタイムレコーダーのデータ見せていただきました。
残念なことに過労死ラインとされる残業月80時間以上の先生方が未だ報告されている、それも毎月報告されている,おおよそ100名を超えているというものでした。
働き方改革推進計画により改善された部分もおありかと思いますが、現場の先生方はどのような感想をお持ちか、可能な限り聞き取りをさせていただきました。
「市の(働き方改革推進計画)は職場内の意識改革など一定進んだ、変化したものもある。しかし子どもに関わる業務の膨大さに追われているのに、そこにメスが入らないと異常な実態はなくらならない」として、教員配置の充実を求める声をいただきました。
さらに「早く帰れと言われても、仕事量はそのまま。抜本的な改善にはなっていない。『効率的に』とも言われるが、既にできることはやっている」。
とおっしゃる方もいらっしゃいました。
様々なご意見があるかと思いますが、要するに、働き方改革の推進に対し不十分さを訴える現場の声があります。
それらを踏まえ質問いたします。
タイムレコーダー実施から見えてくる現状、異常な時間外労働が依然解消されていないことを踏まえ、働き方改革推進計画についての評価、どのようにされているのかお答えください……(詳しくはこちら)
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