9月6日(金)、第3回定例会で福間健治議員団長が行った一般質問は次のとおりです。
日本共産党のふくま健治です。質問通告に基づき5項目について質問します。
最初に平和問題について質問します。
まず、世界で広がる核兵器禁止条約への署名・批准への認識について伺います。
今年は広島・長崎に原爆が投下され74年目となりました。
第2次世界大戦末期の1945年8月6日に広島、9日には長崎に、アメリカ軍は原子爆弾を投下しました。二つの都市は一瞬にして地獄と化しました。
広島では14万人、長崎では7万4000人もの命がその年のうちに奪われるなど、おびただしい犠牲を出しました。被爆から74年、「命あるうちに核兵器のない世界を」と痛切な願いを訴え続けてきた被爆者の高齢化はすすみ、平均年齢は82歳をこえています。
来年は被爆75年の節目を迎えるとともに、5年に1度のNPT再検討会議が開かれる年です。
最大規模の核軍縮交渉でもあるこの会議で、米英仏ロ中の核保有大国などの逆流に抗し、核兵器禁止条約の発効に向けて力強く進むことがますます必要です。
核兵器をなくす世論と運動を大きくして、被爆者の悲願である核兵器廃絶への道をいっそう加速させる機 会にすることが必要です。
8月に開催された原水爆禁止2019年世界大会は世界の市民や政府代表、被爆者、反核平和団体の代表らが勢ぞろいしました。
2020年を核兵器廃絶への歴史的転機とするために共同を広げようと訴えました。
こうしたなか核兵器禁止条約の批准国にボリビアが加わり、条約の発効に必要な50カ国の半分、25カ国に達したことが報告されると大きな拍手が沸き起こりました。
その後カザフスタンも加わり、26カ国となっています。
同条約は、2017年7月7日、122カ国によって採択され、50カ国目の批准書が国連に寄託された後90日で発効されます。あとは時間の問題となっています。
そこで質問します。世界で広がる核兵器禁止条約への……(詳しくはこちら)
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