6月15日(金)、第2回定例会で福間健治議員団長が行った一般質問は次のとおりです。
日本共産党のふくま健治です。質問通告に基づき6項目について質問します。
1、平和と安全について
米軍再編による訓練移転について質問します。
防衛省は今年4月6日、回転翼機及びティルト・ローター機(МV―22オスプレイ等)等の沖縄県外への移転訓練について、10月〜12月に九州で「日米共同訓練を2週間程度おこなう」ことを発表しています。
これに基づき訓練場所として想定されるのは中規模以上の演習場である日出生台も候補に挙がっています。米軍や陸自は夏ごろに場所を決めるとみられています。
すでに5月16日には米軍関係者が日出生台演習場の事前視察がおこなわれたとの情報もあります。新型輸送機オスプレイが大分県内の演習で初めて運用される可能性が表面化しています。
5月21日、大分県と3市町長は九州防衛局に、日米共同訓練を日出生台で実施しないことなどを求める要請書を提出しています。
県と地元の由布市、玖珠、九重両町は「将来にわたる訓練の縮小・廃止」「これ以上の負担は受け入れられない」との姿勢を明確にしています。
県内の平和団体は、「オスプレイは事故が続いている。使われるとなれば演習場内だけの問題はとどまらない。地元を無視した訓練拡大につながる」と懸念の声をあけています。
オスプレイは国内外で事故や故障が相次いでいます。
2016年12月には米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の機体が名護市の沿岸に不時着し、大破。昨年8月末にはエンジントラブルで大分空港に緊急着陸するなど、安全性を疑問視する声が上がっています。
沖縄の負担軽減を口実にした、米軍再編による訓練移転を日出生台演習場でおこなわないよう、関係機関に強く要求すべきです。見解を求めます……(詳しくはこちら)
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