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第4回定例会(12月議会)斉藤由美子議員の一般質問
一般質問する斉藤由美子議員
2017年12月6日

 性的マイノリティについて2点質問いたします。

 LGBT・SOGI(ソジ)への取り組みについてお聞きします。

 人の性は少なくとも3つの要素、すなわち、身体の性別である「生物学的な性」、心の性別を決める「性自認」、異性が好き・同性が好き・どちらも好き・どちらにも関心がないなどの「性指向」の要素、更に「表現する性」が組み合わさっています。

 これまで日本では、男女をはっきりと二分する「性別役割分業」の考え方や「家制度」、異性愛規範を基本にした「婚姻制度」など、「性別二元性」「性別二元論」の考え方が基本でした。

 しかし近年では、複雑で多様な性の在り方が「LGBT」という総称でオープンになり、加えて、様々な性的個性を認める「SOGI」という認識でも広がりつつあります。

 宝塚大学看護学部の日高教授による、約1万5千人のLGBT当事者対象の調査結果では、「学校教育で同性愛についての知識を習ったか」の問いに対し、7割近くが「一切習ってない」と答え、10代では48.2%が習っていないと回答しています。

 高い年代に比べると、10代は同性愛について習った割合は高くなっていますが、中には「異常なものとして習った」「否定的な情報を得た」と言う回答が合わせて25.9%となっています……(詳しくはこちら

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