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第3回定例会(9月議会)を終えて
2017年9月28日

日本共産党大分市議団団長
福間 健治


1、市議会について

●議会の意義・役割
 第3回定例市議会は、北朝鮮の核・ミサイル発射、オスプレイの大分空港へ
の緊急着陸など、平和と安全への不安が広がるなかでの議会です。
 市議団は、平和と安全の問題、政府レクチャー、市政懇談会などでの要望を踏まえて、国政・市政をめぐる切実な要求を一歩でも前進させるために、全力をつくしました。
 また後半の決算審査では市民目線で、決算議案を厳しくチェックし、無駄遣い、市民犠牲の決算にキッパリと反対を貫きました。

●会期―9月1日(金)〜27日(水)の会期で行われました。

●提案された議案―提出議案は15件、予算議案4件、一般議案10件です。最終日に追加議案1件が提出されました。報告11件です。

(29年度9月補正予算の特徴) 補正予算総額1億700万円
○企業立地促進助成金  5億8,316万円
○防災予算―福祉避難所への備品の配置1,148万円
○マイナンバー拡充予算 8694万円
○就学援助小学校入学準備金前倒し支給2,900万円
〇大分城址公園イルミネーション事業2,500万円

●一般質問
福間健治議員―◎北朝鮮の核・ミサイル発射問題◎災害対策―台風・豪雨被害対策◎豊予海峡ルートについて◎駅無人化撤回を◎国民健康保険について◎市営住宅の営繕について

岩崎貴博議員―◎オスプレイ配備・飛行中止について◎府内城イルミネーション計画について◎公契約条例について◎歯科技工士労働条件改善について◎ヘイトスピーチ対策の啓発について◎市税の猶予制度について◎給食費無料化について

斉藤由美子議員―◎核兵器の廃絶について◎児童相談所設置について◎認可外保育園の事故対応について◎葬祭場使用手続きの簡素化を◎公共施設の駐輪場の整備拡充を◎部落差別解消推進法について◎大分川右岸に公衆トイレを

●成果・論戦の手ごたえ
近々発行予定の市議団ニュース、各議員の議会報告ニュースをご参照ください。

●請願・意見書の審議について
市民団体から提出された請願
○オスプレイ配備・飛行中止
〇北朝鮮核・ミサイルに抗議の決議
〇核兵器禁止国際条約の承認を
〇年金制度改善請願
議会運営委員会へ党議員団が提出した意見書(案)
○核兵器禁止国際条約への参加
〇オスプレイの配備・飛行中止
以上の6つの意見書・請願は不採択になりました。

●補正予算などに対する党議員団の態度
9月19日、岩崎議員が反対討論を行いました。
○ボートピア(場外舟券売り場)建設に反対する陳情8本については、反対討論はしなかったが、採決で反対しました。



2、平成28年度決算審査について

 市議会後半は、28年度大分市歳入歳出決算、水道事業決算、下水道事業決算の3議案の審査がおこなわれました。
 党議員団は、各分科会で、積極的に施策拡充の要望をおこないました。

★平成28年度決算に対する党議員団の反対討論
 9月26日、全体会では岩崎議員が反対討論
 9月27日、本会議では斉藤議員が反対討論



3、今後の活動について

○市議会課題の調査活動
○豊予海峡、JR駅無人化問題、台風18号被害対策や地域要求のとりくみ
○市政懇談会準備、11月11日(土)、アートプラザ研修室 10時より
○市議団ニュースの作成
○県予算要望
○大分市への予算要望書の準備
などに、取り組むことを確認しました。

以上




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