1、市議会について
●今議会の位置づけ
党議員団は、通常国会会期末を控え、「共謀罪」法をめぐり緊迫する国会情勢のなかで、安倍政権の暴走政治を告発するとともに、国への意見書(案)の提出をおこないました。
また、市政懇談会で寄せられたご意見・ご要望、日々寄せられる市民からの切実な要求実現に、3名の議員で手分けして全力をつくしました。
●会期―2017年(平成29年度)大分市議会・第2回定例会は6月12日〜26日の会期で行われました。
●提案された議案―計16議案
予算議案―1、一般議案15、条例10(制定1、改正9件)、条例外5件、承認(先決処分)9件、報告10件、追加議案は人事案件など2件
請願2件、陳情13件が審議されました。
(平成29年度6月補正予算の特徴)
補正予算総額、1億7,871万3千円
◎防災対策事業 5,950万円
◎市営温水プール天井等改修事業 1億円
◎鉄道残存敷活用事業 1,350万円
◎保育所増設の債務負担行為 15億8千万円
◎日吉原体育館改修の債務負担行為 2億2千万円
──など、市民の切実な願いを反映したものであり、賛成しました。
●一般質問
福間健治議員
―◎改憲発言について、◎「教育勅語」について、◎国保の都道府県単位化、◎地域医療構想、◎清掃センターの安全対策、◎交通指導員の適正配置、◎鉄道駅のバリアフリー化、◎精神障害者交通費助成
斉藤由美子議員
―◎共謀罪について、◎豊予海峡ルート、◎マイナンバー制度、◎災害対策 女性・障害者への配慮を、◎保育士の処遇改善・保育所入所・保育料負担軽減、◎障がい児福祉
岩崎貴博議員
―◎公立中学校での労働教育、◎公契約条例制定、◎介護保険、◎豊予海峡ルート、◎鳥獣被害について、◎子育てクーポン、◎大分駅前の乗り場案内表示
●成果・論戦の手ごたえ
〇近日中に発行予定の「こんにちは日本共産党市議団です」に掲載します。
●各常任委員会質疑の特徴
総務常任委員会―ポートピア反対の陳情が多数提出される。
●意見書・請願・陳情について
○精神障がい者の交通費助成拡充を求める請願は、全会一致で採択され、国へ意見書を提出することになりました。
○総務常任委員会へ付託された、新婦人の会提出のテロ等準備罪廃止の請願は不採択(社民・大分民主の3人は不採択に反対)
本会議では社民・大分民主・新政クラブ・共産の会派が不採択に反対した。(新市民の一人は退席して採決を棄権した)無所属議員は不採択に賛成しました。
○文教常任委員会に付託された、学校教材として「教育勅語」を使用しないよう求める陳情は不採択(共産・社民は慎重審議のため継続審査を要求)
本会議では、社民・共産が不採択に反対。無所属議員は不採択に賛成しました。
★反対討論をおこなったのは、日本共産党議員団だけでした。
●議会運営委員会への党議員団の提出意見書(案)について
○「共謀罪」創設反対は不採択に(社民クラブのみ賛同)
○北朝鮮のミサイル発射・核実験に反対する意見書も不採択(社民クラブのみ賛同)
議会運営委員会に委員をもつ、自民・公明・大分新市民クラブは2つ意見書(案)に反対しました。
●提出議案に対する党議員団の態度
岩崎議員が議員団を代表して反対討論をおこなった。
2、今後の活動について
●市議会の課題
○政策研究会への政策課題の提案準備
○政府レクチャー項目と内容の整理
○新日鉄住金火災への対応
○大分市議会・臨時会は8月8日(火)、第3回定例会は、9月1日(金)開会予定、課題について、調査活動にとりかかること。などを決めました。
●議員団のとりくみ
1)市政懇談会を7月29日(土)、10時より、コンパルホール302号で開催する。また地域・団体、党支部との市政報告会の開催を準備すること。
2)議員団ニュースの作成をおこなうこと。
3)議員団会議で学習を徹底すること。学習課題の選定を
4)今後の会議日程の調整
以上
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