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第1回定例会(3月議会)を終えて
2017年4月5日

日本共産党大分市議団団長
福間 健治


1、市議会について

●今議会の意義

市議選改選後の初の予算議会でした。党議員団は、野党と市民の共闘の広がりのなかで、平和・暮らし破壊の安倍暴走ストップの声を地方からあげていくこと。提案された議案を市民目線でチェックすること、市議選公約を一歩でも前進させる立場から、議会に臨みました。

●会期―改選後の予算議会である2017年(平成29年度)大分市議会・第1回定例会は3月10日〜29日の会期で行われました。

●提案された議案―計43議案

予算議案―15、一般議案23、条例16(改正16件)、条例外7件、報告―1件、追加議案―人事案件など5件、請願1件、陳情4件が審議されました。

●議会質問

総括質問―福間健治議員
安保法制―戦争法、共謀罪、格差・貧困なくす経済対策、原発問題、年金、介護保険、国保、子ども医療、中小業者支援、農林漁業対策、防災・減災対策、被災者支援、ばいじん公害規制、同和問題、給付型奨学金、義務教育学校

一般質問
斉藤由美子議員―行政改革、防災危機管理(新日鉄住金の火災など)、学校図書支援員、人権・同和対策

岩崎 貴博議員―介護保険、認可保育所、時間外労働、豊予海峡ルート、公民館改修、下水路の浚渫、道路整備

●論戦の手ごたえ

国政課題では、国と同一歩調の姿勢でしたが、子ども医療無料拡大、ばいじん対策規制、図書館支援員の増員、介護職員処遇改善を国に強く要求するなど一定評価できる答弁もありました。

☆詳しい内容については、現在作成中の「こんにちは、日本共産党大分市議団です」をご参照ください。

●各常任委員会質疑の特徴

総務―「共謀罪」反対意見書を不採択に

●提出議案に対する党議員団の態度については団HPの反対討論原稿を参照にしてください。

●意見書・請願・陳情について

総務常任委員会への「共謀罪」反対請願は不採択に(社民クラブ、大分民主クラブは、起立採決では不採択に反対した。反対討論なし)

議運への意見書提出―「共謀罪」創設反対は不採択に(社民クラブのみ賛同)

●予算として施策に反映された成果など

わが党がこの間要求してきた、
〇小中学校普通教室へのエアコン設置、
〇鉄道駅のバリアフリー化、
〇子ども医療費の小中学生の入院一部負担金の支援、
〇商店街版リフォーム助成の新設、
〇就学援助入学準備金の前倒し支給(今年は中学生、来年から小学生に)、
○図書館支援員は50人から60人に拡大、
○給付型奨学金については20名から25名に拡大される
──などの成果がありました。

●問題点

〇事前準備・調査活動の徹底が求められていること。
〇市民団体と共同したとりくみの強化が求められていること。



2、日本共産党議員団の所属について

●本会議場の議席番号  21番―福間、22番―岩崎、23番―斉藤
●常任委員会
○厚生常任委員会―斉藤
○文教常任委員会―福間
○経済・環境常任委員会―岩崎
●特別委員会
○子ども行革―斉藤
○総合交通対策―岩崎
○地域活性化―福間
●その他委員会など
○議会活性化推進会議―斉藤
○国保運営協議会―福間
○同和対策協議会‐斉藤
○大分県後期高齢者医療広域連合議会議員―岩崎
○広報委員会―岩崎



3、今後の活動について

●市議会の課題
〇決算審査事務事業評価選定についての準備をおこなうこと。
〇政策研究会政策課題の検討をおこなうこと。

●議員団のとりくみ
1)市政懇談会を4月23日(日)、10時より、コンパルホール303号で開催する。また地域・団体、党支部との市政報告会の開催を準備すること。
2)議員団ニュースの作成をおこなうこと。
3)議員団会議で学習を徹底すること。
4)ホームページ―刷新の諸準備をおこなう。
5)定例議員団会議は、4月16日以降は毎週木曜日午前10時より、前半は学習・後半は議会活動などについて協議をすること。
6)大分市議会・第2回定例会は、6月12日開会予定、検討課題について、調査活動にとりかかること。などを決めました。



以上





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