大分市議会第一回定例会は、3月5日〜26日の会期で行われました。
提案された議案は、予算議案17件、予算報告議案1件、一般議案24件でした。通常国会開会中の議会であり、国への要求も積極的にとりあげました。
党議員団を代表して広次議員が総括質問をおこない、斉藤・福間両議員も一般質問をおこないました。
・市の政治姿勢としては、集団的自衛権行使について明確な態度表明ができない、税と社会保障の一体改革推進で国と同一歩調、行革の強力推進、教育委員会改悪推進姿勢などが特徴でした。
・予算の内容では、
−消費税関連歳入歳出予算措置、
−行革推進―職員給与削減、ごみ有料化実施予算、
−碩田中学校区小中一貫校新設整備予算、
−後期高齢者医療最高限度額引き上げ
など市民への負担増と市民要求後回しの一方で、企業立地促進助成金、大型事業温存など従来型逆立ち予算であり、等議員団は予算の組み替え要求をしました。
《他会派の特徴、姿勢》
以上の新年度予算に、日本共産党以外の自民、社会民主クラブ、公明、新市民クラブ、大分民主クラブ、新政クラブ、無所属はオール賛成しました。
昨年12月市議会で、家庭ごみ有料化条例に反対した、新政クラブ、無所属議員は、有料化促進の諸議案に賛成しました。
《党議員団の論戦》
総括質問、一般質問、3名で手分けして質問をおこないました。
国政、市政問題で市民の願いに寄り添って、毅然として論戦を展開しました。
党市議団の総括質問 こちら
党市議団の一般質問
福間健治議員団長の一般質問 こちら
斉藤由美子議員の一般質問 こちら
《意見書、請願、陳情の結果》
・各常任委員会審議分―地元から提出された碩田中学校区適正配置実施計画の見直し求める請願は不採択となりました。(党議員団と新市民クラブが反対討論をおこないました。)ボートピアー設置推進陳情は継続審議に、党議員が紹介議員となった秘密保護法撤廃、介護保険改善意見書は継続審議になりました。
・議会運営委員会審議分―党提案3件「特定秘密保護法撤廃」「原発再稼働反対」「集団的自衛権の解釈改憲許さない」は全会派一致を得られませんでした。(社会民主クラブは党提案にすべて賛成しました)
《政策的成果》
・雪害対策予算可決、同和団体活動費廃止、住宅リフオーム一部拡大など
・幼稚園駐車場整備、福祉施設積立金取り扱い施設に通知する、など
《その他》
・今後、政策的課題の調査・研究をすすめながら、市民要求実現運動、党勢拡大の「車の両輪」の活動を軸に据え、6月市議会へむけての諸準備をすることを確認しました。
・当面、議員団ニュース発行の準備をし、市政懇談会を4月20日(日)アートプラザ研修室で午前10時より開催することを決めました。
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