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第1回定例会(3月議会)にむけて
日本共産党大分市議団団長
福間 健治

 市議選改選後、初めての市議会が開催されました。会期は3月11日から3月28日までの18日間です。

 今議会は市民の一年間の予算を決める大事な議会となります。
 日本共産党市議団は、3名となりましたが、国の悪政と市民の暮らし守るの「防波堤」としての役割を大いに発揮していきたいと考えています。主な取り組みは以下の通りです。

1)今議会は通常国会の開会中であり、景気対策、社会保障と税の一体改革、TPP交渉参加反対、原発再稼動を許さず即時原発ゼロなどの国政の争点について、地方議会でも国政と共同して必要な提案をしていきたいと考えています。

2)選挙公約前進させる議会にしたいと考えています。選挙中に訴えてきた、こども医療無料拡大が小学校就学前まで拡大される条例改正、ワンコインバス利用拡大予算などが今議会に提案されています。これは市民世論の一定の反映に他なりません。さらに国保税・介護保険料の負担軽減、住宅リフォーム助成の創設などを求めていきます。

3)覆面議員の取り扱いについては、日本国憲法の精神を第一に考え、公職選挙法、表現の自由から議場への覆面着用には反対しない態度をとりました。しかし、議場入場の場合は本人確認できるようにすること。議員証は素顔での写真とすることも合わせて要求しました。
 議員の当選証書は本名で受け取っており、通称名は認められていません。議会の氏名プレート、市議会だよりなどの市議会刊行物の取り扱いは本名を使用するよう要求しました。
 市民から信託をうけた議員である以上、その審議権を侵害するようなことはあってはなりません。議会の民主的運営については、多数決ではなく、全会一致を原則として、本人も同席のもと議論をつくし、解決の方向を一致されるために努力していきたいと考えています。