行政改革は、独自に平成8年からすすめ、指定管理者は600の施設に。
 再建団体転落の危機が試算であきらかになったことが背景にあったそうです。
 平成17年の国からの集中改革プランの取り扱いに苦慮しているお話もありました。

 国保の減免制度の先進地である広島市では、25年前から生活と健康を守る会との協議で制度を充実させてきました。減免額は2億円から4億円、対象者も2千世帯以上となっています。また一部負担金免除も400世帯となっています。資格証明証の発行も、話をよく聞いて、従来の半分程度に抑えているそうです。115万の政令指定都市で7000世帯弱となっています。大分市とは、大違いです。国保税の値上げしないために、年間30億円の一般会計からのくり入れをしていました。

 対応していただいた職員の方が大のサッカーフアンで、日石ドームにも観戦に来たそうです。今広島市は、JR広島駅近くの操車場跡地にサッカー場の建設を計画していますが、行革のなかで、苦慮しているお話も聞くことができました。

2 三市を行政視察


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● 1月13日(土)〜1月19日(金)

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 1月14〜15日の両日、佐賀県唐津市で開かれた会議に参加しました。昨年の全国大会以後の活動と教訓、春までの活動方向について交流しました。

1 生活と健康を守る会九州ブロック代表者会議

唐津ロイヤルホテルの9階から見た「虹の松原」

3 「福間が駆ける」一周年に寄せて

 自分の活動を情報発信するとともに、活動を記録にもなると思ってはじめた「福間が駆ける」でした。最初のうちは「毎週できるのだろうか、続けることができるのだろうか」と思いながらの連載でしたが、ともかく、毎週欠かさず、あっという間に1年をむかえることができました。

 ここで報告できることや、ことばで伝えることのできることは、私の活動の一部分でしかなく、真意がきちんと伝えられただろうかと、不安に思うことが何度もありました。

 しかし連載を続けるうちに、思わぬ人から、声をかけられたり、「毎週欠かさず続いていますね」などと激励をいただくこともあり、そんな方々の声に励まされながら、一周年を迎えることができました。

 内容や写真は不十分ですが、また新しい1年に向かって継続していこうとの思いを強くしています。

 励まし、ご協力いただいたみなさんに感謝いたします。本当にありがとうございました。今後とも、率直なご意見をおよせください。

 今週は、会議と視察の一週間でした。体調も回復し、大分、佐賀、広島、大阪、奈良を駆けめぐりました。
 この、「福間が駆ける」も、一周年になりました。ご声援に心から感謝します。

奈良市 東大寺

 1月16〜18日の3日間、行政改革と国保行政について、吹田市、奈良市、広島市を視察しました。

16日 〈吹田市〉

17日 〈奈良市〉

18日 〈広島市〉

説明を受ける福間

 行革プランでは、職員や市民との合意形成を重点にして、財政健全化推進市民会議をたちあげ、市民参加ですすめていること。
 地域での財政を考える集いなど、開催し、すすめていることが特徴でした。 福祉施策の縮小・削減問題でも関係者との対話を尊重してすすめています。 大分市の上からの押し付けとは違います。
 国保行政では、減免制度は、前年所得600万円未満の世帯を対象とし、申請時の所得見込みが300万円以下になることが予想される世帯を対象に2割から7割の減額をうけることができます。また公私の扶助を受けている家庭は30%の減額ができます。公私の扶助ですから就学援助世帯などはみな対象となります。
 また資格証明書の発行も年収300万円以下は対象除外としています。交付数はわずか23世帯でした。ここでも大分市とは大違いです。

東大寺のシカ

 行政改革では、担当者は、実効性ある効果は、職員定数の削減ぐらいだろうという言葉が印象に残りました。
 国保では、災害、所得激減以外に資産割が所得に比べ過大になった場合の減免制度を設けているのが特徴的でした。減免規模は、大分市の3倍以上でした。
 資格証明書の発行も、独自の基準を設け、大分市の5分の1程度500世帯弱にとどまっていました。
 視察後、世界文化遺産に指定された平安宮を奈良文化財研究所の職員に案内していただき、説明をうけ、大変有意義なもてなしをしていただきました。

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