市議会文教常任委員会では、幼稚園保護者負担金の格差是正のための考え方、新総合計画の教育分野の検討結果、いじめ問題の対応、専修高校の設置廃止条例の3月市議会へ見送り、賀来小中学校の一貫校の特区申請許可、学校選択制の募集状況についての報告がありました。
私立幼稚園の保護者負担軽減のための予算措置は、「公立4園の廃止で浮いた予算の範囲内で充当する。2期計画終了で約2700万円(概算)」との報告。
廃園予定の関係者が聞いたら、怒り心頭です。私も唖然として、言葉もでませんでした。
これで、幼稚園振興といえるのでしようか。
専修高校のあり方も廃止ではなく、時代の要請に適合した内容に改善して存続すべきです。
もっとこどもの、成長・発達の立場で教育のあり方考えるできではないでしょうか。
2 市議会文教常任委員会
教育基本法改悪案の自民・公明による衆議院での強行採決により、審議が参議院にうつされ、緊迫した情勢をむかえています。そんな中の23日、県教育会館で、日本と大分の教育の現状、教育基本法を考えるシンポジウムが開催されました。
山口隆氏(全教副委員長)の、「なぜ今教育基本法の改定か」と題しての講演は、教育基本法改悪案の重大な問題点を明らかにし、改悪案は、すこやかなこどもの成長・発達にとって百害あって一利なしのものであることを解明しました。
教育は国民の手でつくるもの。全力をあげて、なんとしても教育基本法改悪案は廃案にと訴えました。
2部では、元教職員組合委員長、元教育長、学校選択制を考える会世話人の3人のパネラーにより、それどれのたちばから教育のあり方ついて発言がありました。
今後の教育を守るためにとても確信をあたえていただいた集会でした。
この集会では、学校選択制を考える会から、来年3月市議会へ向けて、署名活動にとりくむことも提案され、23日のこの集会から、とりくみが開始されました。
みなさん、ご協力をお願いします。
(学校選択制の導入中止を求める署名は こちら から)
1 教育シンポジウム
発言するパネラーのみなさん
3 介護ベット、車いすとりあげないで
介護保険の改悪で、「自分でできることは、自分でする」という名目で、日常生活のために必要な人からも、福祉用具の取り上げが始まっています。利用者の悲鳴の声が上がっています。
大分市への申し入れでは、福祉用具の一律取り上げはやめること。実態に即した介護認定などをもとめました。当日は、介護改善をもとめる24件の個人請願も提出しました。
今年もあますところ1ヶ月ちょっと。もう少しで12月です。人間も、自然も、冬支度がすすんでいるようです。
4 紅葉もみごろ