ふくまが駆ける06年7月29日～

　秦教育長に学校選択制の来年度からの試行実施中止を申し入れました。
　学校選択制は、小泉「構造改革」と一体となってすすめられている「教育の構造改革」で、。経済財政諮問会議、規制改革民間開放推進会議での財界の要求を具体化するものです。

　標準定数法廃止、教職員削減、教員免許更新制、学校評価、教職員評価、学力テストの実施・公表とあわせすすめられているのが、学校選択制です。
　安上がり教育をすすめるもので、教育格差をいっそう拡大させます。裁量行政を拡大するために、教育基本法１０条「不当な介入」を撤廃する流れと一体となってすすめられています。

　児童・生徒数約４万人、県下の３分の１を占める大分市での実施を許せば、全県にいっきに拡大する危険があります。試行実施を許さない運動を強めましょう。

（申し入れ文書はこちら）

長雨から一転して、猛暑の日が続いています。熱中症の対策を十分にとってくださいね。
私は、今週もあわただしい一週間でした。

　今年１３回目を迎える「平和のための戦争展」に参加しました。「被爆の実相から考える国際平和」と題して、肥田舜太朗氏「医師・８９歳」の、広島原爆投下後、現地での医療活動を通じての生々しい報告。原爆の恐ろしさと同時に、被爆の実態を隠し続けてアメリカの非人道性に怒りを覚えました。

　後世に戦争の悲惨さ、原爆の実相を伝えていくことの大切さを痛感した講演会でした。

　ある医療機関で、手術し、痛みとしびれに毎日苦しんでいたＯさん。その後の医療機関の対応にも不満をいだいていました。
　これまで痛み・しびれがとれない原因の究明、カルテの開示請求、担当部局との協議をすすめてきました。このほど示談書内容の補足の覚え書きをとりかわし、医療機関からＯさんへの謝罪がありました。

　翌日、本人が訪れ、「このことに区切りをつけて、今後治療に専念する」と、お礼のあいさつにきました。ひじょうに明るい顔で、私もホットしました。

　生活相談で、訪問したのは餃子屋さん。体の不自由な両親と障害をもつ弟家族の今後の生活のことでした。おみやげに焼き上がった、ほこほこのギョウザ。満足な気分にしてくれました。ありがとうございました。