「後期高齢者医療制度の見直しを求める請願書」署名へご協力ください
「後期高齢者医療制度」をご存じでしょうか?
「医療制度改革の一環」として、75歳以上の高齢者を対象に「後期高齢者医療」という、新たな制度が始まります。開始は2008年4月から。
すでにカウントダウンが始まっています。
狙いは「超高齢社会を展望した新たな医療保険制度体系の実現に向け、 75歳以上の後期高齢者等を被保険者とする独立した医療保険制度」を確立するということです。要するに増大する高齢者の医療費を押さえるため、従来の医療保険制度から高齢者を切り離し、受診抑制と医療サービスの低下を高齢者に押しつけようとするものです。
もちろん、現在の医療保険制度の破綻は、高齢者の責任ではありません。高齢者は初めから高齢者であったのではなく、若い頃から税金も保険も払ってきたのです。それを医療費がかさむ晩年になって、制度を変えてまで抑制しようというのですから、本末転倒の考え方だといわなければなりません。逆に病気の不安の増す高齢者の医療保険制度は充実させるのが当然です。
この「後期高齢者医療制度」を支えるため、県内すべての市町村が広域連合に加入し、その運営を大分県後期高齢者医療広域連合が行うことになっています。本年11月中旬に大分県後期高齢者広域連合議会が開かれます。この大分県後期高齢者医療広域連合議会に請願するための署名活動を実施することになりました。
高齢者の方も、将来高齢者になる若い方も、ぜひ「後期高齢者医療制度」を知り、その問題点をただしていこうではありませんか。
大分県後期高齢者医療広域連合議会の議員は26人で、そのうち党議員は、福間健治(大分市)、矢野美智子(日田市)、今石靖代(宇佐市)の3名が所属しています。議案提案権もあります。3名で力を合わせ、制度改善にとりくみますので、ご意見・ご要望をお寄せください。
今回の署名につきましては10月末を目処に取り組む予定です。ご協力をよろしくお願いします。
署名用紙は下記から何枚でも印刷できます。A4の家庭用プリンタでOKです。大分県全域が対象で、趣旨に賛同してくださる方であればどなたでも結構です(高齢者に限りません)。
「大分県後期高齢者医療広域連合」のホームーページは こちら
「後期高齢者医療制度の見直しを求める請願書」(署名簿)は こちら
(A4サイズです。印刷してご使用ください)