まず最初に、新日鐵などから出る公害対策について質問しました。
背後地の住民でつくる「ばいじん公害をなくす会」は、先日、韓国の住民運動団体と交流しました。驚いたことは、韓国では環境基準値が非常にきびしいこと、又、工場建設する場合地方自治体の意見が尊重されること、関係住民が反対すれば、工場建設は中止されることなど聞き、民主主義が徹底されていると痛感しました。
環境部長は、この点についてどのように考えているか基本的な姿勢をただしました。
また、人体に大変な影響を与えるアスベストについて、新日鐵での使用実態をただしました。同時に、進出大企業の社屋について、調査し公表すべきではないか、対策はどうなっているのかとただしました。
関環境部長は、「おおむね、我が国の方がきびしい傾向」などと答弁。
また、田辺土木建築部長は「進出大企業は5棟で使用している・・・」と答弁しました。
企業で働く労働者や、背後地住民の健康を守る対策が急がれます。
また、市長・副市長など常勤特別職の退職金の大幅な削減を強く要求しました。
大分市長の退職金は、4年間任期で3,429万2千円。
異常に高すぎるのではないでしょうか。