11月12日大分市牧のグリーンカルチャーセンター会議室で、日本共産党大分市議団「市政懇談会」が開かれました。この懇談会は9月11日から26日の会期で行われた第3回大分市議会(9月議会)の報告と、12月1日から開催予定の第4回大分市議会(12月議会)に向けての市民のみなさんの意見や要望をお聞きするために開催されるものです。
地域の行事で遅れた広次議員も到着し、日本共産党大分市議団の大久保議員団長、小手川議員、福間議員の4名全員がが参加しました。
あいさつに立った大久保議員団長は自公政権の悪政から市民を守るために、地方政治の役割が重要になっていることを解明し、「釘宮市政の積極的側面は評価するが、基本は効率優先、利益優先の企業経営と同じ姿勢であり、黒字化のために、市民生活を切りすてることは、本末転倒の政治である」と述べました。
06年11月12日(日)
続いて小手川議員から、9月議会の報告がありました。
障害者自立支援法の市独自の負担軽減の措置が他の自治体に先駆けて整備されたことなど、釘宮市政には評価できる点がある一方で、福祉切り捨てや箱物行政の推進が行われていることを、小手川議員は17年決算と関連づけながら、分かりやすく説明しました。
参加者からは「介護ベッド取り上げが進んでいる」「学校選択制に絶対反対」「合併により良くなったことは何もなく、悪くなったことはたくさんある」「駅前複合施設計画の問題点」「医療保険が高すぎる」「ばいじん公害をなくすための協力を」等々、市政のさまざまな分野での質問や要望が出されました。
市議団はこれらの声に答えて奮闘することを約束しました。
つつみ栄三元県議は、「県議会ではオール与党化が進んでいて、県の悪政に反対するのは共産党の一議席しかない。来年の県議選では何としても私が返り咲いて、加藤議員とともにみなさんの利益を守って奮闘したい。先頭に立って頑張る決意なのでよろしくお願いします」とのべました。
参加者は大きな拍手でこれに応えました。
広次議員が補足の説明をした後、閉会のことばをのべました。
参加者全員の拍手のなかで、市政懇談会は閉会しました。