9月に入って朝夕が急に涼しくなったような気がします。コスモスの開花のニュースも伝えられるようになり、夏の疲れが癒されるようです。
テレビではポスト小泉の3候補の動向が連日報道されています。一つの政党が自分たちの党首を決めるという内輪の話題を、公共の電波を使って無批判に垂れ流すマスコミの姿勢は、強く批判されなければなりませんが、その3候補の公約も驚かされるものばかりです。
政策にはほとんど違いがないうえに、揃いも揃って極端に右よりの改憲論者。社会保障の切りすてでも、アメリカいいなりの政策にしても、破綻した小泉路線を引き継ごうとするものばかりです。しかも全員が消費税の大幅引き上げをねらっています。マスコミはその事実をきちんと伝えないだけでなく、消費税の引き上げや憲法、教育基本法の改定などの重要問題が、すでに避けられない既定の路線のように報道しています。ここで私たちが声をあげないと、この国はとんでもない方向へ向かって行くかもしれません。
9月11日からの第3回定例議会は、こうした国の悪政から市民をまもり、地方自治体の本来の使命である「市民が主人公」の市政を行うための重要な議会です。この議会には、障害者自立支援法にかかわる自己負担軽減措置のための補正予算が提案されます。これは障害者団体と共産党が一貫して求めてきた要求が実ったものです。
しかし一方では、公立幼稚園廃園条例の提案や、学校選択制の推進などの問題点もあります。これらの事案については「市民が主人公」の立場で徹底的に議論されなければなりません。
私たち共産党市議団は、市民のみなさんの切実な要求の実現に向け、この議会に全力で取り組みます。地域や職場での要求も積極的に出していただきたいと思っています。
ぜひ、傍聴にお越しください。
陳情、請願の締切は9月15日17時です。
各議員の一般質問の日程が決まりました。(9月14日抽選) 質問の主な内容とともにお知らせします。 ここから ←15日の広次議員の質問時間は16時半からに変更になりました