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7月22日、大分市のアートプラザで、日本共産党大分市議団主催の「市政懇談会」が開催されました。
小泉自公政権末期の、福祉破壊と大増税路線のもと、大分市でも市民の暮らしは、かつてなかったほどに苦しくなってきています。中でも政治的に弱い立場の人々の苦しみは深刻です。
こうした社会状況を反映して、市政懇談会は、会場いっぱいの約50名の参加がありました。
日本共産党大分市議団からは、大久保議員、小手川議員、福間議員の3名が参加しました。広次議員は地域の仕事と重なったため欠席しました。

あいさつする大久保議員団団長

堤栄三県議候補のあいさつ

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日本共産党大分市議団

会場いっぱいの50名の参加で開会

懇談会は福間議員の司会で進められ、まず日本共産党市議団を代表して大久保議員団長から「政治の流れの深い部分で大きな変化が起こっている。共産党の役割はますます重要になってきた。ここに確信を持って前進していきたい」とあいさつがありました。

続いてあいさつに立った堤栄三県議候補は、「今、憲法9条を変えて、日本を戦争ができる国にしようとするたくらみが進められている。NHKの『純情きらり』のような暗黒の時代に戻してはならない。県議会に返り咲き、県民の平和と暮らしを守りたい。選挙勝利のため、みなさんの力を貸してください」とのべました。参加者は大きな拍手でこれに応えました。

次に、小手川議員から6月議会の報告がありました。
国や県に追随して大分市でも福祉切り捨てが進められています。6月議会でも大分県の乳幼児医療費助成制度の改定にともない、市からこの制度に有料化を導入する提案がありました。小手川議員は「私たちはすでに市長に対して、無料化継続を求める要望書を手渡していましたが、市の有料化導入議案が議会に提出されることを知って、私たちも『無料化継続の議案』を議会に提出して闘いました。議案提出権は議会の4人以上の会派に与えられているものです。前の市議選で私たち4人の全員当選を果たしてくれたみなさんのおかげです」とのべました。

また小手川議員は議会後の情勢の変化として「障害者自立支援法という悪法により、障害者が生活できない状況が生まれているが、市独自の減免制度は制定するつもりはないかという私たちの質問に対し、市は『状況はわかるが予算がないので困難』と応えていたんですね。それが、今月18日になって、市独自の自立支援法の利用料の負担軽減制度を10月1日から実施すると発表しました。これで十分というわけではありませんが、障害者団体や私たちが声をあげてきたことの成果です」とのべ、参加者の拍手を浴びました。

このあと懇談会は、参加者との意見交換を行いました。ワンコインバス、同和、森林環境税、下水道、介護保険、自立支援法、学校選択制、ばいじん、不当労働行為、APU、保育園、……等々、市民生活のたくさんの問題について、のべ20人以上が発言し、活発な論議になりました。

みなさんの声をもとに市議団で研究、検討を重ね、次の議会でも引き続き奮闘します。
また、ご意見や、ご提案、ご要望等は、ホームーページでも承っていますので、ぜひご利用ください。

のべ20人以上が発言

小手川議員の6月議会報告